ふくしま再興フォーラム

テーマ:「食の安全は守られているか」 ~福島における安全確保の取り組み~
日時:2012年7月21日(土)
場所:郡山市視聴覚センター (市立図書館内)
主催:NPO食の安全と安心を科学する会(SFSS),福島中央テレビ

2012年7月21日(土)、郡山市視聴覚センター(市立図書館内)にて、当NPO食の安全と安心を科学する会と福島中央テレビの共催による「ふくしま再興フォーラム」が開催されました。

本フォーラムは、食品の放射能基準が厳しくなる中、福島で作られている農作物が、今どのような状況にあるのか、安全で安心できる作物の生産への取り組みは、どのように進められているのか、福島県の復興支援の一環として、当NPOと福島中央テレビが「福島の食の安全確保について考えるフォーラム」を企画開催したものです。

現在、東京大学大学院農学生命科学研究科では、福島県や福島大学などの協力を得ながら、稲や果樹などの作物、その土壌、畜産、水産など幅広い分野で、原発災害の影響を調べ、その対策を立てる活動が行われております。
本フォーラムでは、その中から、東京大学大学院農学生命科学研究科 中西友子教授に、大学としての取組み全般、東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場教授の眞鍋昇先生より、乳牛、豚などの畜産についての調査と対策、東京大学大学院農学生命科学研究科 田野井慶太朗准教授より、イネ、果樹などへの移行実態と対策について、放射性物質の移行の状況と今後の対策、福島県内の取組みの一例など、福島の食の安全確保について、それぞれご講演いただきました。

さらに、当NPO理事長の山崎毅をコーディネーターに、パネルディスカッションが行われ、福島県の農業関係の方々、一般市民、メディア関係の方々等、関係者も含めて80余名の参加者の方々と、生産現場からみた福島の食の安全確保の取組みについて意見交換を行いました。

 

なお、「ふくしま再興フォーラム」のアンケート結果を、当サイトの「アーカイブ」に掲載しております。
下記URLよりご覧ください。↓

 ☆ふくしま再興フォーラム アンケート結果 
 http://www.nposfss.com/cat7/2012721.html


「ふくしま再興フォーラム」の詳細につきましては、福島中央テレビのホームページに活動報告が掲載されています。↓
☆各先生方の講演とパネルディスカッションの模様が動画で紹介されています。

下記URLよりご覧ください。
 http://www.fct.co.jp/tsunagaro/f_saikoforum/120721.html