食の機能性・安全性、そして安心を科学する

神戸大学食の安全・安心科学センター・東京大学食の安全研究センター共同開催フォーラム
日時:9月1日(木)・9月2日(金)
場所:神戸市産業振興センター「ハーバーホール」
主催:神戸大学大学院農学研究科食の安全・安心科学センター、東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センター
後援:NPO食の安心と安全を科学する会(SFSS)、消費者庁、独立行政法人農林水産消費安全技術センター、財団法人京都高度技術研究所、神戸市、公益財団法人神戸市産業振興財団、日本生活協同組合連合会、内閣府食品安全委員会(順不同)

2011年9月1日(木)~9月2日(金)、神戸市産業振興センター「ハーバーホール」にて、神戸大学 食の安全・安心科学センターと東京大学 食の安全研究センターによる共同フォーラム 、「食の機能性・安全性、そして安心を科学する」が開催されました(当NPO後援)。
神戸大学大学院農学研究科と東京大学大学院農学生命科学研究科は、食の安全、安心に係る課題について「農場から食卓」までを網羅する総合的なアプローチをもって取り組むため、2006年、それぞれ「食の安全・安心科学センター」と「食の安全研究センター」を設立しました。その両センター連携の先鞭として、このたび食品の機能性と安全性の評価、および食の「安全」から「安心」に向けた取り組みについて、共同フォーラムが開催されました。
フォーラム第1日は、「食品の機能性と安全性」というタイトルで、市場に氾濫しつつある「健康食品」、「機能性食品」の機能性、安全性を評価する指標、方法、新規科学技術等を現行の法律等の縛りも含めた最新トピックについて、また第2日は「食の安全から安心へ」というタイトルで、科学的に安全と判断された食品等を消費者に「安全だ」と認めていただけるための取り組みについて、産学官の各専門家による講演が行われました。
当NPOの山崎毅理事長も第2日の演者として参加し、「食の安全と安心の最適化への取り組み」について発表しました。当日は台風12号が関西地方直撃という悪天候にもかかわらず産学官の多くの専門家が参集し、各方面から活発な議論が展開され、食の安全と安心への関心が高いことが伺われました。
なお、当日の講演内容につきましては、下記サイトをご確認ください↓

http://www.research.kobe-u.ac.jp/ans-foodss/history/forum11.html