新たな機能性表示食品制度について(1)

Q(消費者): 新たな機能性表示食品について安全性は大丈夫でしょうか?

A(SFSS):
 今回の制度では、食品企業が消費者庁に対して、機能性食品や健康食品(サプリメントなど)の品質や安全性情報を届け出ることで、公開された安全情報/機能性の科学的根拠等を消費者が自ら閲覧できるようになりました。

 食経験がどのくらいある成分なのか、どんな安全性試験が実施された成分なのか、安全性の肝となる当該食品の製造・品質管理基準がGMPなどの認証を受けているかどうか等々、消費者庁や食品企業のホームページで確認し、わかりにくい点があったら食品企業に電話で確認しましょう。(個々の製品情報に精通しているのは食品企業です/消費者庁は個々の製品を審査していません)

 これまでのいわゆる「健康食品」では、こういった安全性情報が企業のホームページやラベルに明確に開示されていないものが多く、健康被害が発生する場合もありました。

 ですから消費者にとっては、 食品企業からの安全性情報の透明性が高くなったため、食品企業にとっても襟を正して商品開発/品質管理をしており、以前より安全性が高くなったと考えてよいでしょう。(企業責任がより大きくなったと言えます)

 また、今回の新たな機能性表示食品を消費者が食べることで、もし万が一、健康被害が出るようなことがあれば、消費者からの情報を収集し、消費者庁と地元の保健所に迅速に報告する体制をとるよう、本制度を申請した食品企業に義務付けられました。このような制度もこれまでのいわゆる「健康食品」ではなかったことで、このような有害事象収集体制は医薬品にも近い制度と言えます。

詳しくは消費者庁ホームページで。↓

http://www.caa.go.jp/foods/index23.html
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/150810_1.pdf



(文責:山崎 毅)

[2015年5月27日/作成]