第15号 2013.8/26

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       NPO食の安全と安心を科学する会 2013.8.26 第15号
                 http://www.nposfss.com/
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気が付けば8月末、暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日が続いています。
今年の夏は例年以上に猛暑が続きましたが、皆様はどのような夏を過ごされましたでしょうか?
涼しくなりかけてきたとはいえ、残暑続くこの時期、熱中症には十分お気を付け下さい。

さて、今回のメールマガジンでは、
9月13日(金)-14日(土)神戸大学百年記念館(神大会館)にて開催予定の
神戸大学食の安全・安心科学センター/東京大学食の安全研究センター共同開催フォーラム
「グローバル化経済にみる我が国の食の安全と農業の行方」のご案内、
最新の学術情報として、
東京大学農学生命科学研究科・教授・眞鍋 昇先生による
「鳥インフルエンザの統御は可能なのか」、
東京大学食の安全研究センター 小野寺 節先生による<
「BSE対策の見直し」、
NPO食の安全と安心を科学する会 理事長 山崎 毅による
「食の安心」のためにリスクコミュニケーションが重要な本当の理由、
企業の食への取り組みとして、
株式会社OSGコーポレーション様の活動を紹介します。

どうぞ御拝読ください。

NPO「食の安全と安心を科学する会」の活動状況をはじめ、皆様のお御役に立つ、
有益な情報をタイムリーに発信していきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

http://www.nposfss.com/

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【本日の内容】
◇シンポジウム案内
神戸大学食の安全・安心科学センター/東京大学食の安全研究センター共同開催フォーラム
「グローバル化経済にみる我が国の食の安全と農業の行方」

主催:
 東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センター
 神戸大学大学院農学研究科食の安全・安心科学センター

◇鳥インフルエンザの統御は可能なのか
東京大学農学生命科学研究科・教授・眞鍋 昇

◇BSE対策の見直し 
東京大学食の安全研究センター  小野寺 節

◇「食の安心」のためにリスクコミュニケーションが重要な本当の理由
NPO法人 食の安全と安心を科学する会理事長 山崎 毅

◇企業の食への取り組み
 株式会社OSGコーポレーション

◇NPO「食の安全と安心を科学する会」活動報告および今後の活動予定

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□■ シンポジウム案内 □■
□■ 神戸大学食の安全・安心科学センター/東京大学食の安全研究センター共同開催フォーラム □■
「グローバル化経済にみる我が国の食の安全と農業の行方」
日時:9月13日(金)-14日(土)
場所:神戸大学百年記念館(神大会館)
   〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1

神戸大学大学院農学研究科の食の安全・安心科学センターと東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センターの連携活動の象徴として、一昨年より開催されておりますが、今回は、「グローバル化経済にみる我が国の食の安全性」および「グローバル化経済にみる我が国の農業とその展開」をテーマに、産学官の専門家による講演とパネルディスカッションが行われます。↓

http://www.nposfss.com/cat9/post_46.html

定員: 300名(先着申込順)

参加費: 無料
(懇親会参加の場合は、5,000円を当日受付にてお支払)

主催:
東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センター
神戸大学大学院農学研究科食の安全・安心科学センター

詳細は以下のURLにてご確認ください:

http://www.research.kobe-u.ac.jp/ans-foodss/history/forum13.html

お問合せ・参加申込先は下記メールアドレスにお寄せください。
 foodforum2013@people.kobe-u.ac.jp


□■ 鳥インフルエンザの統御は可能なのか □■
東京大学農学生命科学研究科・教授・眞鍋 昇

4月になって新社会人や新入生の初々しい姿をみかけ、今年度こそはよりよい年になることを祈っているのですが、春先から国内でマダニが媒介するウイルス感染症(重症熱性血小板減少症候群)で死者がでたり、おとなりの中国の上海ではこれまで人間には感染しないとだろうと思われていたH7N9型の鳥インフルエンザが人間に感染して死者がでているとの報道がもたらされました。中国をはじめ我が邦にちかい東アジア諸国では、前世紀末からのめざましい経済発展に呼応して畜産物の消費が増加して豚や鶏などの飼養数が爆発的に増加してきています。それに伴って家畜の飼養形態が大きく変化し、農家の庭先で僅かの家畜が飼養されていたものが、一カ所の家畜専用農場で数万から数百万の規模で飼養されることがめずらしくなくなってきています。また家畜や畜産物の流通も活発になって、家畜同士や家畜と人間が頻繁に触れ合う機会が増加し、感染症の蔓延を容易にしています。
インフルエンザウイルスは、もともと鴨などの水鳥に感染はするけども病気を引きおこすことはないために次々と感染を繰り返して生き延びてきたと考えられていいます。これがあるとき突然変異をおこして鶏などの他の鳥類にも感染するようになるだけでなく、豚や人間などの哺乳類にも感染するようになったと考えられています。インフルエンザウイルスは、それ自体が突然変異を繰り返して変化していくばかりでなく、ひとつの細胞に複数のインフルエンザウイルスが感染すると、その感染細胞内で遺伝子が混ざりあう再集合をおこして、短期間に新しいウイルスが誕生すると考えられています(再集合仮説)。たとえば、2009年にメキシコで発生して全世界に広がり、最終的に約28万人を死亡させるにいたった豚インフルエンザウイルス(人間にも感染することが確認されたので新型インフルエンザウイルスと呼ばれるようになりました。)は、病原性の高くない豚インフルエンザウイルスに感染していた豚の細胞に病原性の高い鳥インフルエンザウイルスが感染し(これにさらに病原性の高くない人間のインフルエンザウイルスが感染した可能性があります。)、これらが豚の細胞の中で再集合して病原性の高い人間にも感染する豚インフルエンザウイルスが誕生したと想像されています。このように、インフルエンザは家畜だけの伝染病ではすまされない状況になってきていますので、「世界は一つ・健康も一つ」を合言葉にOffice International des Epizooties(OIE:国際獣疫事務局)を中心として各国は国際規模でこの伝染病の統御に取り組んできました。今回の中国での発症は、その取り組みがまだまだ不十分であることを示しているように思われますので、より一層の国境を取り払って連携を強化した取り組みが必要と思います。
なお、中国で発生した人間のH7N9型インフルエンザで、抗ウイルス剤タミフルが有効でないとの報道もあるので、感染を防ぐために手洗やうがいを励行することが大切です。また、たとえ鳥インフルエンザに感染した家禽の卵や肉を食べることがあっても、人間に感染することのない安全なものであると考えられていますが、念のためにウイルスが確実に失活するように加熱して召し上がるほうがより安全だと思います。

本文中の図表につきましては、以下URLよりご確認ください。
http://www.nposfss.com/cat7/avian_influenza.html


□■ BSE対策の見直し □■
東京大学食の安全研究センター  小野寺 節

 2013年4月3日、食品安全委員会から日本の屠畜牛の検査月齢を48カ月齢超に引き上げてもヒトへの健康影響は無視できるとの評価案が公表された。その背景となる最近の公衆衛生上の大きな変化は以下の様である。BSE病原体に汚染した食品を食したことに由来すると考えられる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)は2012年末、世界中で227例が報告されている。しかし、その発生はピークを過ぎて減少しており、これはBSE対策の総合的な効果によるものと考えられている。最も多くのvCJDが発生していた英国においても、1989年以降、特定危険部位の食品への使用を禁止するなどの措置を講じた結果、2000年をピークに患者数は減少しており、これまで1990年以降の出生者からはvCJD患者は確認されていない。
 一方、BSE対策見直しについて、疫学的観点から様々な分析がなされている。杉浦らのBSEサーベイランスデータに基づいたBSE発生予測では、飼料規制の効果がBSE発生を抑制し、2009年以降に摘発されるBSE症例数は0で、2012年に日本におけるBSEは根絶されるとしている(1)。山本らのBSEサーベイランスデータに基づくシミュレーションでは、1995~2001年度の日本の総感染頭数は最大で乳用牛215頭、肉用牛3頭と推定している(2)。しかし、飼料規制により乳用牛、肉用牛とも最後に感染牛が摘発されるのは2010年度と推定され、その後日本の牛群からBSE感染牛はいなくなると予測している(3)。門平らは、各年毎の摘発可能なBSE症例数を推計した。その結果、2003年がBSE発生のピークと推定し、12頭のBSEが発生し、2015年には0.1頭に減少すると推定している(4)。
 BSE検査月齢を変更した際のヒトにおける健康影響に関する評価でもいくつかの学術論文が報告されている。川村らはBSE検査月齢を引き上げることによるヒトへの曝露リスクの変化を検討するため、日本で年間322頭のBSE感染牛が発生するという最悪のケースを想定し、モンテカルロ・シミュレーション法を持いて年間曝露人数及び1食あたりのBSE病原体曝露量を推計した。その結果、全頭検査と21カ月齢以上検査の場合ではほとんど差が認められなかった(5)。杉浦らは、乳用牛、和牛、和牛xホルスタインの交雑種、及びホルスタイン去勢牛について、検査体制と、屠畜牛については0(全頭検査)、21、31、及び41か月齢以上検査とした場合の影響をそれぞれ推計した。屠畜場でのBSE検査の対象月齢を変更した場合、BSE感染牛が検出される確率にほとんど差異がない、あるいは影響はわずかであるとしている。また、死亡牛に対する検査においても、24、31及び41カ月齢を検査対象の最低月齢とした場合も同様に、影響はわずかであるとした(6)。
 今後、食品安全委員会におけるパブリックコメント、厚生労働省におけるパブリックコメント、審議会報告等の手続きを経て、国際基準へのより一層の整合化が計られる。

1.Sugiura, K., Kikuchi, E., Onodera, T. Updated prediction for the BSE epidemic in dairy cattle in Japan. Prev. Vet. Med. 89:272-6, 2009.
2.Yamamoto, Y., Tsutsui, T., Nishiguchi, A., Kobayashi, S. Simulation-based estimation of BSE infection in Japan. Prev. Vet. Med. 84:135-51, 2008.
3.Yamamoto, T., Hishida, T., Nishiguchi, A. Future course prediction of the BSE epidemic in Japan using a simulation model. J. Vet. Epidemiol. 15:22-31, 2011.
4.Kadohira, M., Stevenson, M.A., Hogasen, H.R., de Koeijer, A. Quantitative risk assessment for bovine spongiform encephalopathy in Japan. Risk Anal. 32:2198-208, 2012.
5.Kiyohara, K., Hashimoto, S., Kawamura, T., Hamasaki, T., Yamamoto, S., Kaneishi, M., Yoshikawa, Y. Target cattle age of post-slaughter testing for bovine spongiform encephalopathy and infectivity entering the human food chain in Japan. Food Control 21:29-35, 2010.
6.Sugiura, K., Murray, N., Shinoda, N., Onodera, T. Impact of potential changes to the current bovine spongiform encephalopathy for slaughter cattle and fallen stock in Japan. J. Food Prot. 72:1463-7, 2009.

本文中の図表につきましては、以下URLよりご確認ください。
http://www.nposfss.com/cat7/bse.html


□■ 「食の安心」のためにリスクコミュニケーションが重要な本当の理由 □■
NPO法人 食の安全と安心を科学する会理事長
山崎 毅
Takeshi Yamasaki, DVM., Ph.D.

食品のリスクコミュニケーションとは、「リスクに関係する人々の間で、食品のリスクに関する情報や意見を相互に交換すること」と定義されている(※1)。 さらに、「有害性やおこる確率がどの程度ならば受け入れ可能で、そのレベルまでリスクを下げるためにどうすれば良いかについて関係者の理解を深め、共に考えようというもの」との補足もあるが、要はみんなでディベートをやれば、大半の参加者が許容できるリスクについて納得するよね、ということである。 実は、「みんなでしっかり議論する(情報や意見を交換する)」というところが非常に重要なのだが、どうもここを見落として、行政機関や食品事業者が一般消費者にむけて一方向で情報伝達することを「リスクコミュニケーション」と勘違いしておられないだろうか?一方向の情報伝達をいま風に言うと、「上から目線」の押し売り情報になってしまうし、情報発信者への信頼は受け取る消費者によって千差万別なので、「行政は信用できないよ」「民間企業は情報を隠している」などという発言をされる一般消費者には、ほとんど無効と思ってよい。 当NPOも、ここ3年の間に「食の安全と安心フォーラム」など、一般市民に食のリスクを正しく理解していただくための学術啓発活動を地道に継続している(SFSSホームページを参照のこと(※2))。その際、イベント後のアンケートを集計すると、ほぼ9割の参加者がリスクの健康影響について正しく理解いただけるという共通の現象を認める。 すなわち、行政も民間企業もアカデミアも市民も一緒の土俵でディベートをすること(「リスコミ・バトルロイヤル」)で、多くの参加者が「正しい食のリスク認知」という共通のゴールにたどり着くのである。一般消費者は、信頼できない相手から情報を一方的に聞かされる受け身の状態では、いくら情報が正しいものでも疑念をいだくが、自分自身が議論に参加することで、その参画意識と主体性から、自分たちが生み出した成果としてとらえるので、大半の消費者が「正しいリスク認知」に導かれるのであろう。 それでもほぼ10%の残りの参加者は、ある種のイデオロギーや利益団体の主義主張を押し通すために「リスク認知のバイアス」のまま終わるわけだが、それはそれで仕方がないと考えている。なぜなら、最終的には消費者自身が「食のリスク認知」を自己責任のもとに判断して、食品を選ぶからである。まずは9割の参加者を「正しいリスク認知」に導き、残り1割の参加者には、どうも自分たちだけ違っているようだと気づいてもらえるよう、地道にリスクコミュニケーションを繰り返すことが肝要であろう。 NPO食の安全と安心を科学する会では、今後も「食の安心」につながるリスクコミュニケーション活動を展開していくので、ご支援をお願いしたい。

(※1)厚労省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/riskcom/01.html
(※2)SFSSホームページ:http://www.nposfss.com/

本文中の図表につきましては、以下URLよりご確認ください。
http://www.nposfss.com/blog/risk.html


□■ 企業の食への取り組み □■
株式会社OSGコーポレーション

■ 機能水分野への取組み
水を研究し40余年。機能水の分野において更なる研究と普及、活用範囲の拡大を目指すOSGグループは、大きく飲料水分野と消毒(殺菌)水分野での活動を活発に進めています。その近況をOSG東京大学機能水研究所の竹内正浩氏に取材しました。
≪OSGは水分補給業≫
人間にとって欠かせない水。特に、水分補給が必要となる暑い季節がやってきました。OSGでは医療認可のあるアルカリイオン水に含まれる水素の効果に対し知識強化と顧客への普及活動を強化しており、これによって水分補給の重要性と効果を広めようとしています。定期的に開催されるOSG東京大学機能水研究所の研究員からの社内講習。大学の教授を招いての水素に対する勉強会など。又、日本機能水財団やアルカリイオン整水器協議会など学術・業界団体とも連携し、収集した知識や情報を正しく、広く市場へ展開を図っています。この活動は、日本国内だけでなくアジアを中心とした海外にも広げており、4月にはベトナムでもOSGの産業用アルカリイオン水生成装置が増設となりペットボトル入りアルカリイオン水の市場拡大に対応できる状態となりました。これにより、台湾・中国・ベトナムでもペットボトル入りアルカリイオン水が各国の消費者の手に届く様になって来ました。 アルカリイオン水は、電気分解によって生成され、電解時に水素が発生する事から一般的なミネラルウォーターや水道水などと比較し水素含有量も多く、この水素が活性酸素を抑えたり、消去する効果が注目されており、従来の胃腸症状の改善効果以外にもアンチエイジングや運動後の酸化ストレス抑制効果などが研究成果として示されています。 OSGでは、更に水分補給業として研究と普及活動に力を入れ、ご家庭での飲料水、ドラッグストアーやスーパーでのアルカリイオン水自動販売機、空港や公共施設での冷水機、ウォーターサーバーなどを通じ、あらゆるシーンで熱中症対策を始め多くの方々の健康生活のお役に立って参りたいと考えています。
≪衛生管理の場で必要な消毒(殺菌)水≫
OSGでは、従来より飲料・食品工場や病院での殺菌装置の導入を進めてきました。この殺菌水生成装置は、微酸性領域(pH4.5~pH7.0)で次亜塩素酸を主とした殺菌水を生成する装置で、一般細菌から糸状菌、芽胞菌まで効果を示し且つ、作業者や環境に優しい殺菌水です。 現在では、実際に使用する現場での効果拡大・簡便性の向上などを目的とし付帯設備を充実させる事で施設全体のセントラルシステムを構築する事が出来る様になりました。特に、大学や製薬会社の実験動物施設などへの導入が進んでいます。実験動物施設では、研究や検証をする為に実験動物の健康度が検証結果の信憑性や恒常性に直接影響を及ぼす非常に精度の高い衛生管理が必要とされる場所で導入が進んでいます。 又、新たに畜産市場でも2010年に口蹄疫で甚大な被害を受けた宮崎県家畜改良事業団が新たに築く分散農場での導入実績を始め、乳房炎対策や鳥インフルエンザウィルス不活化効果、牛舎や豚舎、厩舎などでの使用方法などを積極的に各大学や動物衛生研究所などとエビデンス獲得の研究を進めています。 従来の薬剤使用と比較し同等以上の効果とリスク回避が期待できる当社の殺菌水を現場で拡大使用できる付帯設備と合わせて市場に供給する為の各種研究を多くの学術関係の先生方の協力も得て進めています。これにより、酪農現場~加工現場~小売店と使用可能範囲を広げる事で最終的には食卓の「食の安全」を更に高いレベルで消費者の皆さんが得られる為のお役に立つ事が出来ればと日々活動をしています。 OSGグループが機能水の分野で更に市場のお役に立つ為の研究や開発、普及拠点として更にOSG東京大学機能水研究所がレベルアップし市場価値の高い組織となる様、今後とも努力して参ります。多くの方々のご協力、よろしくお願い申し上げます。

取材:芦内裕実

本文中の図表につきましては、以下URLよりご確認ください。
http://www.nposfss.com/cat5/post_47.html


□■ NPO「食の安全と安心を科学する会の今後の活動予定および活動報告  □■
【活動報告】
○2010年
12/10(金) 東京大学大学院農学生命科学研究科フードサイエンス棟竣工記念
 関連サテライトシンポジウム
詳細はこちら→ http://www.nposfss.com/cat1/0.html

○2011年
4/11(月) 小座談会『食の安全と安心フォーラム』
シリーズ第1回 テーマ「飲食物の放射能汚染から考える食の安全と安心の
将来について」(於東大FS棟)

4/14(木) 同 シリーズ第2回(於SFSS関西事務所)

※今般の原発事故をうけて、緊急座談会『食の安全と安心フォーラム』を
4/11(東京)、4/14(大阪)で開催しました。

内容については、当NPOのホームページをご参照ください。
☆2011年5月2日 緊急座談会『食の安全と安心フォーラム第1回(4/11)』
 http://nposfss-new.blogspot.com/2011/05/1.html

また関係記事として、理事長雑感ブログもご参照ください。
☆2011年3月26日 飲食物の放射能汚染について(理事長雑感)
 http://nposfss-ty.blogspot.com/2011/03/blog-post_26.html

6/26(日)食の安全と安心フォーラム シリーズ第3回
 テーマ:昨今の食品問題から考える食の安全と安心の未来について

 http://nposfss-new.blogspot.com/2011/07/3.html

9/1(木)~2(金) シンポジウム「食の機能性・安全性、そして安心を科学する」(神戸大・東大共催)
   (於神戸市産業振興センター「ハーバーホール」)

  当NPOが後援し、山崎理事長が「食の安全と安心の最適化への取り組み」について講演しました。

内容については、当NPOのホームページをご参照ください。↓
 http://www.nposfss.com/cat9/1.html
 http://www.nposfss.com/cat1/4.html

○2012年

1/29(日) 一般公開シンポジウム(当NPO主催)
「食の安全と安心フォーラムⅣ ~食の放射能汚染と健康影響について科学する~」<

7/21(土)ふくしま再興フォーラム「明日を拓く」
「食の安全は守られているか」
  ~福島における安全確保の取り組み~

7/28(土)食の安全と安心フォーラムV
 「食育:食の安全性と機能性を正しく理解するために」
場所: 東京大学農学部フードサイエンス棟中島董一郎記念ホール
   (地下鉄東京メトロ南北線東大前 徒歩2分)
主催: NPO食の安全と安心を科学する会(SFSS)
後援: 東京大学食の安全研究センター

9/20(木)~21(金)
東京大学食の安全研究センター/神戸大学食の安全・安心科学センター共同開催フォーラム
「日本の食の安全を考える」
会場: 東京大学農学部弥生講堂・一条ホール
後援: NPO食の安全と安心を科学する会(SFSS)

10/4(木)
JRA被災地支援対策事業に関する調査研究発表会
会場: 東京大学弥生講堂・一条ホール 入場無料(定員:250名)
主催: 国立大学法人 東京大学大学院農学生命科学研究科 食の安全研究センター
    (財)全国競馬・畜産振興会
後援: NPO 食の安全と安心を科学する会

○2013年
"農医連携プロジェクト"
『すごいぞ!農のちから、食のちから』(M2Labo主催、当NPO後援)
1/27(日)於 東大農学部中島董一郎記念ホール

シンポジウム『食の安全と安心フォーラムⅥ』(当NPO主催)
3/18(月) 於 東大農学部中島董一郎記念ホール

5/5(日)
当NPO主催「つながろう、福島 2013食育・食肉まつり」
http://www.nposfss.com/cat1/20130505npo.html

6/8(土)民法労連全国女性のつどい分科会
当NPO理事長の山崎毅 講演
詳細はこちら→ http://www.minpororen.jp/women/meeting/data/50_4.pdf


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【賛助会員】
 ・株式会社OSGコーポレーション
 ・メロディアン株式会社
 ・株式会社蓬莱
 ・旭松食品株式会社
 ・株式会社バイオサイエンス
 ・キユーピー株式会社
 ・株式会社ホワイトマックス
 ・カルビー株式会社
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【編集後記】
NPO食の安全と安心を科学する会のメールマガジン第15号はいかがでしたでしょうか?
ご意見・ご感想などございましたら、下記メールアドレスにお願い致します。

熱戦が続いた高校野球は、東北勢の活躍が目に付いた大会でしたが、
最終的には群馬県代表の前橋育英高校が優勝しました。
注目され活躍したピッチャーやバッターは誰もが記憶に残っている一方で、
活躍はしていませんが、この後、花開く大器晩成型の選手も居ることでしょう。
数年後に、「えっ、あの選手が?」という今後の成長過程を見るのもひとつの楽しみです。
大リーグで活躍する上原投手、かつての大リーガー高津投手も高校時代は二番手の補欠でした。
見る側としては、選手の旬の違いを見るのも面白さの一つです。

当NPO食の安全と安心を科学する会の公式ホームページを随時更新しています。
今後も、当NPOの活動報告や予定等を積極的に公開していきますので、
ぜひ定期的にアクセスして内容をご確認ください。

皆様のお役に立つ情報公開を目指していきますので、
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

守山 治
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メールによるお問い合わせ先: nposfss@gmail.com
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