第18号 2014.3.20

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       NPO食の安全と安心を科学する会 2014.3.20 第18号
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桜咲く季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
2月は大雪に見舞われた東京都内ですが、3月下旬を迎え、
日増しに景色の色が華やかに変わってきている感じがします。
まさしく春の訪れですね。

さて、今回のメールマガジンでは、
シンポジウム案内として、
本年4月20日より開催されます
当NPO主催 食のリスクコミュニケーション・フォーラム2014(4回シリーズ)
『食の安心につながるリスコミを議論する』のご案内、
最新の学術情報として、
SFSS理事・東京大学教授 眞鍋 昇先生による
山間で育つ「国宝」:ハンガリー在来のマンガリッカ豚、
企業の食への取り組みとして、株式会社カルビー、
SFSS活動報告として、
食の安全と安心フォーラムⅦ
  ~我が国における食物アレルギーのリスク管理と低減化策~
を紹介します。

どうぞ御拝読ください。


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【本日の内容】
◇シンポジウム案内
食のリスクコミュニケーション・フォーラム2014(4回シリーズ)
『食の安心につながるリスコミを議論する』

◇山間で育つ「国宝」:ハンガリー在来のマンガリッカ豚
SFSS理事・東京大学教授
 眞鍋 昇

◇企業の食への取り組み
 株式会社カルビー

◇SFSS活動報告
食の安全と安心フォーラムⅦ ~我が国における食物アレルギーのリスク管理と低減化策~


◇NPO「食の安全と安心を科学する会」活動報告および今後の活動予定

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□■ シンポジウム案内 □■
□■ 当NPO主催 シンポジウムを開催します!  □■

食のリスクコミュニケーション・フォーラム2014(4回シリーズ)
『食の安心につながるリスコミを議論する』

【開催日程】2014年4月20日(日)、6月29日(日)、8月31日(日)、10月26日(日)各回13:00~17:40
開催場所:東京大学農学部キャンパス中島董一郎記念ホール
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html
共催:NPO食の安全と安心を科学する会(SFSS)、一般財団法人社会文化研究センター
後援:東京大学大学院農学生命科学研究科附属 食の安全研究センター、一般社団法人品質と安全文化フォーラム


対象:食品関連行政の担当者、食品事業者の広報・お客様相談・品質保証担当、リスク研究者、マスメディア、消費者団体・市民団体、など定員:毎回30名~40名程度 参加費:3,000円/回(当日会場にて現金で申し受けます)
⇒第1回の事前参加申込を3/15より受付(http://www.nposfss.com/);事前登録締切は4/17(木)
【お問い合わせ】SFSS事務局まで(TEL/FAX: 03-5841-8182、email:nposfss@gmail.com

【本フォーラムの主旨、開催概要】
毎回、自然科学系リスク学者+社会心理学系リスク学者を演者にお迎えし、講師3名(Q&A含み60分)+総合討論(90分):13:00~17:40(休憩10分)の構成とします。総合討論では、消費者の「食の安心」につながるリスクコミュニケーションについて、会場からの質問に講師が回答する形で議論します。

プログラムの詳細および第1回(4/20)の事前参加申し込みはこちら
  ⇒ http://www.nposfss.com/miniforum/


□■ 山間で育つ「国宝」:ハンガリー在来のマンガリッカ豚 □■
SFSS理事・東京大学教授
眞鍋 昇

 2013年2月11日、アメリカ合衆国ミシガン州立大のチームが、世界最大の生産・消費街である中華人民共和国の各地の養豚場の豚から様々な抗生物質に対して耐性をもつ多剤耐性菌が検出されたこと、養豚場の周辺の農地の土中の細菌から耐性遺伝子を確認したこと(豚排泄物由来の肥料を介して広がった可能性がある。)を報告しました(Diverse and abundant antibiotic resistance genes in Chinese swine farms.米科学アカデミー紀要電子版)。もしこのような耐性菌が世界中に拡散してしまうと家畜の安定した生産が困難になるばかりでなく、病院内に広がって院内感染を引き起こしてしまった場合には統御ができなくなってしまう可能性があり、地球規模で対策を講じなくてはならない大きな社会問題となってしまいます。このような耐性菌が出現する原因として様々な要因が考えられていますが、家畜や魚介の飼養のために使用されている様々な抗生物質などの薬剤が要因のひとつであると考えられています。EU圏では2030年までに家畜の飼養に抗生物質などの使用を原則禁止する目標をたて、そのために耐病性の高い家畜の作出に真剣に取り組んでいます。このような状況のなか、ハンガリーを中心に中東欧で昔から森林内で放映され続けてきた在来家畜のマンガリッカ豚が、高耐病性を担う貴重な遺伝資源として注目されてきています。今回、私と畜産物の品質や安全・安心に関わる研究に共同で取り組んでいるSFSS会員の株式会社蓬莱の羅辰雄社長(関西圏を中心に店頭で関西人のソウルフードである「551蓬莱の豚まん」を一日14~20万個販売しています。http://www.551horai.co.jp/)とハンガリー国立畜産試験場で開催された主に中東欧と東アジアの高耐病性の在来豚に関わる学会に参加するとともに、実際にマンガリッカ豚を生産している農家と加工工場を訪問しましたので概要を紹介します。

 学会は、2013年11月20から22日までハンガリーの首都ブダペストの郊外にある国立畜産試験場でラトキ場長(ブダペスト大学聖イシュテバン獣医校教授兼担)の主催のもとで開催されました。私たちが食している豚は、ランドレース種、デュロック種、中ヨークシャー種、大ヨークシャー種、バークシャー種、ハンプシャー種のなかから雑種強勢を期待して適切な3品種を選んで交配した3元豚を育てたものが一般的です。3元豚は、成長が早く(出荷時体重の110~120キロにわずか約6ヶ月で達します。)、飼料効果も高い経済形質に優れた豚です。しかし3元豚は、今も中東欧や東アジア諸国にわずかに残っている猪の性質を色濃く残している在来豚と比較して、様々なウイルス性や細菌性の伝染病に対する抵抗力が弱いため、ワクチン投与や抗生物質などの供与を避けられず、できるだけ病原菌を排除した清浄な環境で飼養しなくてはならなくなっています。学会には、耐病性が高い在来豚の専門家が世界中から一堂に会して、在来豚を有効に利用するための遺伝子解析や繁殖・飼養管理技術などについて基礎から応用まで多面的な研究成果が報告紹介されました(写真1)。開催地のハンガリーを中心に中東欧諸国で古くから飼養されてきたマンガリッカ豚は、20世紀初頭には30万頭以上が飼養されていたのですが、ソビエト連邦支配下の間に激減してしまい、1989年のハンガリー解放時点には200頭以下にまで減少してしまっていました。絶滅が危惧されたのでハンガリーはこれを「国宝」に指定し、最新の繁殖技術を駆使して増産され、現在は6万頭以上にまで増殖できました。その精肉と加工品は国を挙げて輸出され、ハンガリーの畜産業の活性化の一翼を担うまでに育ってきています。その状況を実地で確認するため、学会終了後に聖イシュテバン獣医校の学生さんたちも同行してブダペストから北東に約200キロ離れたマンガリッカ豚の仔豚を生産しているいくつかの農家を訪れました(写真2)。そこでは、雌雄の種豚たちは、抗生物質などを含まない団栗や小麦などの自給飼料を与えられなかった山間で放牧されていました。このような両親から耐病性が高くて逞しい仔豚たちが産まれ、この仔豚たちを肥育農場に出荷していました。11月下旬のハンガリーは東京の真冬より寒く、途中初雪をむかえましたが、種豚や仔豚たちは平然と屋外で生活していました。このようにして育てられた豚の肉を精肉としたり、ハンガリーの伝統的方法で冷燻してサラミソーセージを生産して世界中に輸出している工場を訪れました(写真3)。耐病性の高い家畜の生産から加工、輸出まで、畜産業の上流から下流までがコンパクトながらうまく組み立てられて機能しているハンガリーの事例は、偽装問題で食品の安心が基盤レベルで揺れている我が邦が見習えることが多く、有意義な経験を重ねることができました。

本文中の図表につきましては、以下URLよりご確認ください。

山間で育つ「国宝」:ハンガリー在来のマンガリッカ豚(眞鍋先生)
http://www.nposfss.com/cat7/mangalica.html


□■ 企業の食への取り組み □■
カルビー株式会社

■自然の恵みを活かした安全な製品を提供
創立以来、「私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしに貢献します」という企業理念のもと、主原料であるじゃがいもの種芋の品種開発から圃場における栽培や貯蔵技術の開発に始まり、その原料輸送から製造、店頭での販売に至るすべての工程においてそれぞれの基準を持ち品質管理を徹底し、お客様にとって安全で安心していただける高品質の製品・サービスを提供してきました。

《原材料の品質管理》

お客様に安全で安心していただける製品を提供することは、食品メーカーの最も基本的な責務です。カルビーでは、品質保証本部を中心に当社品質方針のもと、全社員が常に品質の確保に取り組んでいます。また、健康被害の恐れがあるもの、法令違反のもの、お客様の信頼を失う恐れのあるものなど品質にとって極めて重要な問題を発生させないために、ISO9001に沿って品質保証に関わる社内外の組織やビジネスパートナーとも協働して取り組んでいます。
取り組みにあたっては、一方的な情報発信にとどまらず、お客様の新しいニーズや価値をとらえるとともに、いただいた貴重なご意見やご要望を経営課題と認識して、企業活動に反映させる仕組みを整えています。

野菜やえびなど、カルビーの製品は自然の素材をそのまま活かす製法でつくられているため、農業や漁業に携わる生産者の皆様と密接に連携して、より良い原料づくりに取り組んでいます。
主原料であるじゃがいもについては、畑と貯蔵庫、工場の各工程で決められた項目の品質検査を行い、基準に合格したじゃがいもだけを使用しています。これらの品質履歴や品質検査結果の情報をじゃがいものロット単位でデータベースに入力・集積して一元管理する、独自の品質管理システムを確立し運用しています。この品質管理システムは、「トレーサビリティシステム」の機能を果たすと共に使用結果を産地にフィードバックし、継続的な改善に活かしています。

《食品安全衛生》

生産本部と品質保証本部が中心となり「労働安全衛生」と「食品安全衛生」を両立するべく、新規ライン導入時には厳しい目で確認を行い、安全が担保されるまで商品を生産できない仕組みを導入しています。また、既存ラインは定期的に食品安全パトロールを実施しています。

《お客様への情報開示「じゃがいも丸ごと!プロフィール」》

主なポテトチップス商品では、商品パッケージに記載されている製造年月日と製造所 固有記号をウェブサイト上に入力すると、じゃがいもの生産者や生産地区や工場がわかる「じゃがいも丸ごと! プロフィール」を公開しています。

《お客様とのコミュニケーションを深める取り組み》

 『お客様本位の経営に貢献する』というスローガンのもと、お客様との接点をより充実させる取り組みを展開しています。
お客様相談室では、電話やメールなどで毎日寄せられるお客様の声すべてに対応し、内容別に分類したうえで、社内の各担当部門に連絡し、スピーディーかつ誠実に対処しています。全国7地域に設置された「お客様対応窓口」でも、お客様のご意見、ご指摘、ご要望、ご質問を重要な経営資源ととらえ、社内で共有するとともに、ご指摘に関しては迅速に対応し、必要があれば直接お伺いし、対応させていただきます。お客様との双方向コミュニケーションを実践し、信頼関係を構築することで、さらなるカルビーファンになっていただけるよう、誠心誠意対応しています。
 また、各地域に配属されたお客様相談室長に権限を委譲し、全国のお客様に対応しています。弊社にマイナスの感情を抱かれてしまったお客様に対しても、「感動の対応」を目指し、カルビー製品を変わらずご愛顧いただけるよう、取り組んでいます。日が来ると考え、日々小さな成果を積み重ねている現状です。

本文中の図表につきましては、以下URLよりご確認ください。

企業の食への取り組み(カルビー)
http://www.nposfss.com/cat5/calbee.html

□■ SFSS活動報告 □■
■◇SFSS活動報告
◎食の安全と安心フォーラムⅦ
 ~我が国における食物アレルギーのリスク管理と低減化策~

2014年2月2日(日)、東京大学農学部フードサイエンス棟中島董一郎記念ホールにて、当NPO主催、後援:東京大学食の安全研究センター
協賛:日本ハム株式会社、株式会社OSGコーポレーションにて、食の安全と安心フォーラムⅦ ~我が国における食物アレルギーのリスク管理と低減化策~が開催されました。
5人の専門家による食物アレルギーに関するわかりやすいご講演の後、会場の参加者からのご質問に演者が回答する形で、活発なパネルディスカッションが行われました。

プログラムなど概要は以下のサイトをご参照のこと:
  http://www.nposfss.com/cat2/forum07.html

詳細はこちら⇒ http://www.nposfss.com/cat1/symposium_foodallergy.html

◎理事長雑感

NPO「食の安全と安心を科学する会」のホームページに
当NPO理事長の山崎毅が「食の安全と安心」に関するコラムを
毎月執筆しています。
今話題のテーマから、日常の話題に関することまで、
幅広く「食の安全と安心」について述べています。

過去のバックナンバーを含め、下記URLよりご参照ください。↓

理事長雑感
http://www.nposfss.com/column.html


□■ NPO「食の安全と安心を科学する会の今後の活動予定および活動報告  □■
【今後の活動予定】

食のリスクコミュニケーション・フォーラム2014(4回シリーズ)
『食の安心につながるリスコミを議論する』


【活動報告】
○2014年
当NPO主催 シンポジウム
食の安全と安心フォーラムⅦ
「我が国における食物アレルギーのリスク管理と低減化策」

日時:2014年2月2日(日)13:00~18:00
場所:東京大学農学部キャンパス中島董一郎記念ホール
   〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
   http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html
主催:NPO食の安全と安心を科学する会
後援:東京大学院農学生命科学研究科附属食の安全研究センター

○2013年 "農医連携プロジェクト"
『すごいぞ!農のちから、食のちから』(M2Labo主催、当NPO後援)
1/27(日)於 東大農学部中島董一郎記念ホール

シンポジウム『食の安全と安心フォーラムⅥ』(当NPO主催)
3/18(月) 於 東大農学部中島董一郎記念ホール

5/5(日)
当NPO主催「つながろう、福島 2013食育・食肉まつり」
http://www.nposfss.com/cat1/20130505npo.html

6/8(土)民法労連全国女性のつどい分科会
当NPO理事長の山崎毅 講演
詳細はこちら→ http://www.minpororen.jp/women/meeting/data/50_4.pdf

10/29(火)
当NPO主催 シンポジウム
食育シンポジウム 『減塩と健康』


○2012年

1/29(日) 一般公開シンポジウム(当NPO主催)
「食の安全と安心フォーラムⅣ ~食の放射能汚染と健康影響について科学する~」

7/21(土)ふくしま再興フォーラム「明日を拓く」
「食の安全は守られているか」
  ~福島における安全確保の取り組み~

7/28(土)食の安全と安心フォーラムV
 「食育:食の安全性と機能性を正しく理解するために」
場所: 東京大学農学部フードサイエンス棟中島董一郎記念ホール
   (地下鉄東京メトロ南北線東大前 徒歩2分)
主催: NPO食の安全と安心を科学する会(SFSS)
後援: 東京大学食の安全研究センター

9/20(木)~21(金)
東京大学食の安全研究センター/神戸大学食の安全・安心科学センター共同開催フォーラム
「日本の食の安全を考える」
会場: 東京大学農学部弥生講堂・一条ホール
後援: NPO食の安全と安心を科学する会(SFSS)

10/4(木)
JRA被災地支援対策事業に関する調査研究発表会
会場: 東京大学弥生講堂・一条ホール 入場無料(定員:250名)
主催: 国立大学法人 東京大学大学院農学生命科学研究科 食の安全研究センター
    (財)全国競馬・畜産振興会
後援: NPO 食の安全と安心を科学する会


○2011年

4/11(月) 小座談会『食の安全と安心フォーラム』
シリーズ第1回 テーマ「飲食物の放射能汚染から考える食の安全と安心の
将来について」(於東大FS棟)

4/14(木) 同 シリーズ第2回(於SFSS関西事務所)

※今般の原発事故をうけて、緊急座談会『食の安全と安心フォーラム』を
4/11(東京)、4/14(大阪)で開催しました。

内容については、当NPOのホームページをご参照ください。
☆2011年5月2日 緊急座談会『食の安全と安心フォーラム第1回(4/11)』
 http://nposfss-new.blogspot.com/2011/05/1.html

また関係記事として、理事長雑感ブログもご参照ください。
☆2011年3月26日 飲食物の放射能汚染について(理事長雑感)
 http://nposfss-ty.blogspot.com/2011/03/blog-post_26.html

6/26(日)食の安全と安心フォーラム シリーズ第3回
 テーマ:昨今の食品問題から考える食の安全と安心の未来について
 http://nposfss-new.blogspot.com/2011/07/3.html

9/1(木)~2(金) シンポジウム「食の機能性・安全性、そして安心を科学する」(神戸大・東大共催)
   (於神戸市産業振興センター「ハーバーホール」)
  当NPOが後援し、山崎理事長が「食の安全と安心の最適化への取り組み」について講演しました。

内容については、当NPOのホームページをご参照ください。↓
 http://www.nposfss.com/cat9/1.html
 http://www.nposfss.com/cat1/4.html

○2010年
12/10(金) 東京大学大学院農学生命科学研究科フードサイエンス棟竣工記念
 関連サテライトシンポジウム
詳細はこちら→ http://www.nposfss.com/cat1/0.html

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【賛助会員】
 ・株式会社OSGコーポレーション
 ・メロディアン株式会社
 ・株式会社蓬莱
 ・旭松食品株式会社
 ・株式会社バイオサイエンス
 ・キユーピー株式会社
 ・株式会社ホワイトマックス
 ・カルビー株式会社
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【編集後記】
NPO食の安全と安心を科学する会のメールマガジン第18号はいかがでしたでしょうか?
ご意見・ご感想などございましたら、下記メールアドレスにお願い致します。

春の訪れを感じると同時に
毎年悩まされるのがこの時期の花粉症。
例年、花粉症対策グッズや話題の食べ物が
花粉症対策に効果があるとして紹介されています。

2月の当NPO主催シンポジウムでも話題に上がりましたが、
シダトレンを使用した舌下免疫療法が本年4月に保険適用され、
6月以降、医師の診断の下、処方薬として世の中に登場するそうです。

効果が出るまでに2年程度かかるということですが、
毎年花粉症に悩まされている私にとっては、
非常に興味深い治療法です。
実際にこの治療を受けるかどうかについては、
もう少し様子を見てからにしたいと思いますが、
皆様も参考にされてはいかがでしょうか?

当NPO食の安全と安心を科学する会の公式ホームページを随時更新しています。
今後も、当NPOの活動報告や予定等を積極的に公開していきますので、
ぜひ定期的にアクセスして内容をご確認ください。

皆様のお役に立つ情報公開を目指していきますので、
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

守山 治

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